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+・:*。浅葱色の想い。*:・+

小説「浅葱色の想い」は普通の中学生、kano,が大好きな幕末日本、新選組の小説を書くブログです。

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春信[5]

「入るぞ。」先ほどの男の声。ついにその時が来た。

「どうぞ・・・お入り下さい。」返事を返し終わる前に男は入ってきた。

「そう怖い顔すんなよ、」

「えっ・・・。」不安のあまり顔が強張っていた。

「実はお前の相手は俺じゃねぇんだ。残念ながらね。」

「はぁ・・・。」

「夏那、さっき俺の隣に居た男だ。」

どうやら今晩の相手は、あの童顔の男らしい。

「アイツ、俺がどの女が好いって聞いたら、あの浅葱の着物の人だったらって言ったんだよ。

 だからお前とどうにかして一度だけでもくっつけてやろうと思ったのさ。」と土方は言った。

「アイツはさぁ、今日が初めてなんだよ。多分さ、女にも無関心だし。

 そろそろこの部屋に来るぜ、俺が居ると思ってやがんのっ。」

「はい、分かりま・・・。」夏が返事をし終わる前に彼は部屋から出て行った。忙しない男だ。

しかし笑った時右か左の口の端をあげる仕種が可愛らしく、彼の人柄が表れる様だ。

「土方さん、居るのですか?」

さっそくあの男が入ってきた。目が合う。

「あっ!間違えました。」

男は先程の様にまた、顔を赤く染めて出て行こうとしたので止めた。

「待ってください、あの・・・。」

「なっ何です?」

「い・・・いえ。」

すると男は「はぁ」と一息ついて部屋へ戻り、どっしりと座った。

「もう・・土方さん。すぐ私をからかうんだから。戻ってもどうせ冷やかされるだけだから、

 明日までここに居させて下さい。」

「どうぞ。」

「いや、別に何も・・しませんから。」

「は・・はぁ。」

「さてっ!もう遅いからさっさと寝ますね。」

とてもぎこちない言葉だった。あきらかに動揺している。

夏は無言で布団を敷いた。そういう雰囲気だったからだ。男は布団に入った。

「あなたは?」

「私・・?お布団もう一枚貰って来ます。」

「いいですよ。私は何か掛ける物があれば。」

そう言って自分の羽織を持って来て包まる。

「明日も早いので寝ますね、お先に。」

「じゃあ行灯消しますね。」

行灯を消すと辺りは闇に包まれ、部屋にある物や男の姿は見えない。

「あの、もう寝ましたか。」男の声だ。どうやら二人共眠れないでいるみたいだ。

「起きてますよ。」

「なんか眠れなくなってしまって。」

「私も・・なんです。あの、良かったらお話聞かせてもらっていいですか。」

「いいですよ。」

「なぜ京に行くのですか?」夏は聞いた。

「私の場合は別に志を持って行くわけじゃないんですよ。私は道場の師匠について行くんです。」

「そうなんですか。いいですね、自由で。」

「私がですか、」

「はい。私は故郷に家族を残し、お金を送っている身なので。

 なかなか思うようには行かなくて。」はぁと深く溜め息をついた。

「女子も大変なんですね。どうやらこれからの時代は江戸でなければ京らしいですね。」

「京・・ですか?」

「そうらしいのですよ。私たちはこれから京に向かいますが皆、口々に言うんですよ。
 
 これからは何でも京だ!ってね。」

「私も京へ行ったらよい仕事が有ると思いますか?」夏は聞いた。

「さぁ?どうでしょうね。でも京はとても良い土地だって言うし、
 
 大坂に近いから商業が盛んですしね。良かったら一度行ってみたらどうですか?」

「はい。」夏は目を閉じた。

夏はこの男を気に入った。言葉づかいがちゃんとしているし、

気持ちの良い性格のようで誰でも心を開いてしまう様な青年。

この青年の言うことはすべて信じたかった。

目が覚めた。いつもどおりの時刻に起きた夏だったが隣にはもう昨夜の青年は居なかった。

外がさわがしい。外の様子を見ると浪士組がもう朝早くから出発の準備をしたのか、整列していた。

店の者もあくびをしながら見送るのに表へ出ている。浪士組の中にあの青年を見つけた。

気付いた時には寝間着のまま、階段を駆け降り表に出ていた。

「お客さぁん、お名前伺っても良いですかぁ?」夏は今まで出した事が無い位の大声で叫んだ。

「沖田ですっ、沖田総司です。」青年は夏に負け劣らない様な大声で答えた。

この青年との出会いで彼女の人生は大きく変わる事になる。しかし、そんな事はまだ誰も知らない。


清河kano,久々の叫びはコチラから。 はいはい!!

更新二週間停止したのは初めて、清河kano,ですどうもどうも。

知っている人は知っていると思いますが実はテスト期間でねぇ(笑

いやぁ、勉強をちゃんとしながらお仕事をするのが清河の基本で御座います。

小説を書くのもまぁ趣味の延長なんですが気取ってお仕事と称しています。

「あ~原稿書かなきゃ、仕事仕事!」ってなね(何



さてなっちゃんに転機到来??

もう凄い事に成ってしまいましたねぇ・・・(汗

書くの大変になるわ・・・・(泣

まぁ、kano,の観点で結構史実を変えちゃうかも知れませんが

清河kano,史実派ですので(何

あんまし・・・ね??

沖田くぅん(何

ヒラメ童顔キタ-----(・∀・)-----

はい、一人で盛り上がっていましたね。

今回はずいぶん長い話になってすみません(誤)

あの、この話全体は絶対春信に入れたかったんです(泣)

さぁ、春信(しゅんしん)に込められた意味は通じましたか??

さぁ、辞書をお開きになって「しゅんしん」ってひいて見ましょう!!

丁度、上洛の季節が春。

そこになっちゃんの人生の転機を加えてみました。いかがでしたか?

で、今回ビビッタのが「おきたそうじ」って変換したら

「起きた掃除」になったことです(何

今はちゃんと沖田総司・・・ほら出てきますww


さて!!

今回も楽しんでいただけたでしょうか??

たかがクリック、、、されどクリック。

清河存命が架かっています・・・(無



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有難う(何)

本当はこんな下らないの読んでくれただけで嬉しいいのよ。

ブログはテスト期間終了ってな事で張り切って毎日更新中ww

浅葱のヘボイラスト貼ってます・・・(泣

漫画とか本の批評も遣っちゃっています(は?

あと私生活・・・とか(恥)

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おいでやすぅ。

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では清河絶好調wwkano,でした。

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清河香乃(kano,)

Author:清河香乃(kano,)



浅葱色の想いを執筆するのは
ワタクシ清河香乃でございます。
一応十四、数えで十五です。
歳に似合わず幕末日本大好きです。
私のことを知りたいと思ってくれた貴方。

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古めかしい物が大好きです。
最近【陰陽座】というバンドにお熱です。


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